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月刊福祉(2024年5月号)

2024年5月号特集 真に子どもの声を聴く、その先にある社会

ジャンル 職種・階層別区分  > 経営者、管理者
職種・階層別区分  > 学生
社会福祉一般
雑誌  > 月刊福祉
出版年月日 2024/04/08
雑誌コード 0335905
判型・ページ数 B5・104ページ
定価 1,170円(税込)
在庫 在庫あり

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「こどもまんなか」社会の実現は、子どもの権利を中核とした社会をつくることにつながる。そのために求められることのひとつとして、「子どもの声を聴く」ことがあげられる。ただし、かたちだけ声を聴くのではなく、真に聴くこと、そして難しい状況におかれた子どもも含めすべての子どもが声をあげられる環境をつくり、その声を活かすことが求められる。そのために、必要な大人の姿勢や視点を確認する。

▼基調論文
「こどもまんなか」社会は「子どもの権利」を真ん中においた社会
   弁護士、国連「子どもの権利委員会」委員 大谷 美紀子

▼論文
子どもの主体的な活動を育む保育・教育とは
   白梅学園大学 名誉教授 無藤 隆

▼レポートⅠ
学校現場で求められる子どもの声を聴くこと
   一宮市教育委員会 スクールソーシャルワーカー 沖田 昌紀

▼レポートⅡ
子どもの声を聴き、どう措置し、支援するか
―児童相談所における「意見聴取等措置」を通して
   大阪府東大阪子ども家庭センター 所長 林 美恵子

▼レポートⅢ
声を聴くことが難しい子ども(障害児)の思いを
どうくみ取り支援するか
   社会福祉法人訪問の家 横浜市多機能型拠点「郷」 施設長 
   諌山 徹太郎

▼レポートⅣ(インタビュー)
真に自分の思いを言えるように伴走する
―社会的養護当事者として子どもの声を聴く
   一般社団法人Masterpiece 若者サポーター 田邉 紀華
   〔聞き手〕 編集部

▼座談会
子どもの声を聴くことで見えたこと
―連載「My Voice, My Life」の9年間を踏まえて
   関西大学人間健康学部 教授〔進行兼〕 山縣 文治
   日本女子大学人間社会学部 教授 林 浩康
   愛知淑徳大学社会貢献学部 教授 谷口 純世
   佛教大学社会福祉学部 准教授 長瀬 正子

【グラフ21】
▶自治体間連携による地域を超えた施設のかたち
静岡県/社会福祉法人梓友会 介護老人福祉施設エクレシア南伊豆

【ウオッチング2024】
▶目立ちたくない、横並びでいたい、Z世代の働きやすさとは
金沢大学融合研究域 教授、『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』  
   著者 金間 大介さん

創刊1909(明治42)年。100年を超える伝統と歴史――
『月刊福祉』は、最新の福祉政策・動向をお届けする信頼と実績の福祉の総合誌です。
― 変化する社会保障・社会福祉制度の動向や課題を整理
― 多様な福祉課題への対応を、実践事例を交えながら多角的に紹介
― 福祉関係者はもちろん、福祉の今を知りたい方々にもお読みいただきたい1冊

【注目の連載】

▼FUKUSHIを創る
ニーズや社会・地域課題を前にし、それに対応するため、新たな発想や視点をもとにこれまでにない実践に取り組んだ中心人物に焦点を当てるコーナーです。

▼ありのままの自分を―当事者の思い                                                   さまざまな当事者の想いや日々の暮らしの状況について、本人や寄り添う身近な人の視点から語り、当事者への理解を深めます。


▼知っておきたい福祉の基礎知識
福祉の主要な制度や仕組み、支援技術や対象、機関等に関するテーマを、毎号ひとつ取り上げます。新任者にとっては学びの入口となり、経験者にとっては忘れてはいけない基本事項を改めて確認できるコーナーです。

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1,170円(税込)

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