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生活と福祉(2023年9月号)

2023年9月号 特集『大人になって気づく発達障害』と支援の実際

ジャンル 社会保障・法制度  > 生活保護
雑誌  > 生活と福祉
出版年月日 2023/09/20
雑誌コード 0559509
判型・ページ数 B5・32ページ
定価 425円(税込)
在庫 在庫あり

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発達障害は「ADHD」「自閉スペクトラム症」「学習障害」など、数種類の脳機能の障害をまとめた総称であり、子どもの頃に傾向が見え始めることが多いと言われています。症状、特性は個人差が大きく、子どもの頃には周囲のサポートなどにより気づかれにくかった障害が、大人になって周囲の環境が変化し、生きづらさを感じることで、初めて気づくというケースが増加しています。

 本特集では、障害の特性や本人が感じる生きづらさなどへの理解を深めるとともに、国や自治体による支援施策のほか、生活支援や就労支援に関する取り組み事例を紹介します。

▼巻頭言  「共に歩み、支えあいが広がる未来」をめざして
        佐賀県健康福祉部長 實松 尊徳


▼特集  『大人になって気づく発達障害』と支援の実際
    ・大人の発達障害の基礎知識 ~支援者に求められる姿勢と関わり~
       東京都発達障害者支援センター(おとなTOSCA)副センター長 桑野 大輔
    ・発達障害支援施策~就学後から青壮年期を中心に~
       厚生労働省障害保健福祉部障害福祉課地域生活・発達障害者支援室
                          発達障害対策専門官 西尾 大輔
    ・発達障害に関わる困難ケースへの多領域連携による支援事例
       札幌市自閉症・発達障がい支援センターおがる
                     発達障害者地域支援マネジャー 石田 昭人
    ・発達障害のある大人への支援事例 
        滋賀県・守山市こども家庭部発達支援課主査(心理職)  山下 健充
    ・発達障害者への就労支援の実際~地域障害者職業センターの支援事例から~
        高齢・障害・求職者雇用支援機構職業リハビリテーション部
                          指導課業務援助係長 松浦 秀紀
▼厚生労働省人事往来

▼令和5年度の共同募金運動の推進にあたって
        社会福祉法人中央共同募金会

▼生活保護実践講座2023(第4回)
 ・組織で進める生活保護実践  明治学院大学教授 新保 美香

▼生活保護ケースワーカーの判断(第4回)
  ・稼働能力の活用 立正大学教授 池谷 秀登

▼実践に役立つワンポイント(第148回)
 ・横浜市磯子福祉保健センター生活支援課生活支援係 井上 万作
 ・熊本県・県北広域本部福祉課主幹  濱邊 誠治

▼水脈 / ケースワーカー登場/ ブックレビュー
     

『生活と福祉』は、生活保護行政ケースワーカー(以下、「CW」)を主な対象とした生活保護制度の専門誌です。-生活保護・生活困窮者自立支援など、最新の国の施策動向の解説や活動事例等を紹介し、生活保護行政業務に携わる関係者必読の月刊誌です。

【好評連載中】
▼生活保護実践講座2023
生活保護CWが多機関協働の核になることも含め、ネットワークによる被保護世帯への支援のあり方など、連携、チーム実践等についてCWに役立つヒントを紹介。
▼生活保護ケースワーカーの判断
CWが支援において迷いやすいポイントや対応に苦慮するような事例等を、保護手帳、裁判例、『解釈と運用』等を基に、エピソードや著者の経験(実践)等を織り交ぜながら解説。
▼実践に役立つワンポイント
新任CW・査察指導員を対象に、生活保護の現場で役立つ支援のコツ・考え方などを、現任の著者がそれぞれの経験に基づいて紹介。

≪このような方におすすめします≫
●生活保護行政CWやその関係者など、生活保護の最新情報や制度・施策の動き、基本的な考え方を押さえておきたい方
●生活困窮者自立支援に携わる方、貧困に対する支援について学んでいる方などで、制度・施策の動きを押さえておきたい方 

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425円(税込)

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