月刊福祉(2022年5月号)
子どもを産み育てやすい社会をめざし、近年、各種政策がすすめられている。しかし、コロナ禍もあり、児童虐待、子どもの貧困などの課題はより大きくなり、これまで以上に国をあげて政策を推進していくことが求められている。さまざまな課題への対応が、子どもの権利を守り、子ども中心にすすめられていくためには、何が必要かを確認する。
【論点Ⅰ】 子どもの権利を守る
岩佐 嘉彦(いぶき法律事務所弁護士)
【論点Ⅱ】 貧困家庭の子どもに私たちができること
岡本 拡子(高崎健康福祉大学人間発達学部 教授)
【論点Ⅲ】 障害のある子どもとともに育つ
社会福祉法人麦の子会 理事長 北川 聡子
【論点Ⅳ】 民間で支える子どもホスピス
高場 秀樹(公益社団法人こどものホスピスプロジェクト 代表理事)
【論点Ⅴ】 「非行のある少年」の社会復帰を支援する
三浦 恵子(東京保護観察所企画調整課 課付 社会福祉士・精神保健福祉士)
【論点Ⅵ】 社会的養護施設退所者を支えるために
谷口 純世(愛知淑徳大学社会貢献学部 教授)
【論点Ⅶ】 被虐待児を守る
髙橋 温(新横浜法律事務所 弁護士)
【論点Ⅷ】 子どもの健やかな育ちの保障 ―保育がもつ可能性と課題を考える
吉田 正幸(保育システム研究所 代表)
【てい談】 子どもを中心においた社会をつくるうえで必要なこととは
秋田 喜代美(学習院大学文学部 教授)
草間 吉夫(宮城誠真短期大学 特任教授、元高萩市長)
柏女 霊峰 淑徳大学総合福祉学部 教授[進行兼]
【グラフ21】 法人間連携から広がる つながりのある地域づくり
石川県/穴水町内社会福祉法人連絡会
【ウオッチング2022】 ICTでその人が能力を発揮できる空間をつくる
山内 民興(社会福祉法人ぷろぼの 理事長)
▼5月からの新連載!▼<数をよみ解く><ホットコミュニケーションーギャップを埋めるための必要な視点><出会いと発見ー実践の扉>
▼好評連載中!▼
<視点―これからの社会福祉の展望><グラフ21><発見!福祉で輝く人><ひと時間><My Voice, My Life><実践マネジメント講座> ほか
創刊1909(明治42)年。100年を超える伝統と歴史――
『月刊福祉』は、最新の福祉政策・動向をお届けする信頼と実績の福祉の総合誌です。
― 変化する社会保障・社会福祉制度の動向や課題を整理
― 多様な福祉課題への対応を、実践事例を交えながら多角的に紹介
― 福祉関係者はもちろん、福祉の今を知りたい方々にもお読みいただきたい1冊
【2022年度→→→注目の新連載】
▼ 出会いと発見 ― 実践の扉
継続的・先進的な福祉実践活動や、全国でも特徴ある取り組みを広く紹介します。
▼ 数を読み解く
福祉に関わるさまざまなトピックのなかから毎月一つの数字をピックアップ、その数字の背景を深掘りし、そこから何が読み解けるのか解説します。
▼ ギャップを埋める ― 職場円滑化のキーアクション
コミュニケーションを円滑にすすめる、その前提となる相互理解を深めるための手法やポイントを学びます。
≪このような方におすすめします≫
●今、知っておきたいテーマを第一線の学識者等の解説から学びたい方
●今の福祉を多角的な視点から福祉施設経営に活かしたい、社会福祉法人経営者の方
●社会福祉を研究する学生の方、福祉の最前線で活躍する施設職員の方
…毎日を有意義に過ごすためのヒントが『月刊福祉』には詰まっています。
特集一覧
- 2023年2月号特集 その人の人生のさいごをいかに支えるか
- 2023年1月号特集 社会保障の行方―「全世代型社会保障」を真に実現するために
- 2022年12月号特集 コロナと福祉 ―コロナ禍の3年で見えたこと
- 2022年11月号特集 平時から災害に向き合う
- 2022年10月号特集 農福連携―持続可能な地域をつくる
- 2022年9月号特集 福祉における生産性とは
- 2022年8月号特集 地域における公益的な取組を広げ深める
- 2022年7月号特集 包括的支援体制のこの先
- 2022年6月号特集 バリアフリーの現在地
- 2022年4月号特集 再考 リスクマネジメント
- 2022年3月号特集 ジェンダーの今と福祉にできること
- 2022年2月号特集 孤独・孤立につながり続ける
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