人 ーわが師 わが友ー

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人 ーわが師 わが友ー

阿部志郎氏の「福祉の哲学」の基礎と背景

著者 阿部 志郎
岸川 洋治 編集協力
河 幹夫 編集協力
ジャンル 社会福祉一般
出版年月日 2014/10/23
ISBN 9784793511318
判型・ページ数 A5・191ページ
定価 2,037円(税込)
在庫 在庫あり

阿部志郎氏(神奈川県立保健福祉大学名誉学長/横須賀基督教社会館会長)の半生とその哲学を知る講演・随想集。 本書は、大きく3部構成になっており、「Ⅰ 阿部志郎講演集」は、大学などでの講演を収録し、著者の半生や思想のアウトラインを紹介しています。「Ⅱ 阿部志郎随想録」では、著者自身を見つめ(「我」)、半生のなかで出会い影響を受けた「師」「友」、さらに著者の「福祉の哲学(こころ)」を随想や論文でつづる「地」「時」「天」と氏自身が分類した著作が並びます。そして「Ⅲ 阿部志郎先生を語る」では、佐藤千郎氏と岸川洋治氏が著者の「人となり」を紹介しています。  どこから読み始めても「福祉の哲学」を感じることができます。これから社会福祉を学ぶ若い方からベテランまで、著者が語りかけるような逸文の数々をぜひ味わってください。

はじめに 

Ⅰ 阿部志郎講演集
 1、21世紀を愛と希望と平和の時代に-新たな社会福祉像を求めて
 2、福祉の哲学
 3、日本の福祉の過去・現在・未来

Ⅱ 阿部志郎随想録
 出会いの楽しみ
 1、我
  (1)自分と出会う -福祉に導いてくれた平安な温顔
  (2)世界で最も祝福された名前
  (3)世代間の継承ということ
 2、師
  (1)上田辰之助
    1)異色な商大教授
    2)開かれた思想と自己に厳しい生涯
    3)シロとコロ
  (2)トインビーに魅せられて―死去100周年に
  (3)井深八重
  (4)E・W・トムソン先生のこと―宣教師の“召命”を完走―
  (5)嶋田啓一郎の思想と行動
 3、友
  (1)友を悼む ―ローレンス・H・トムソン 
  (2)実践家・大坂譲治を語る―親と子・鷹司と譲治
  (3)速水優さんを追憶して
  (4)吉田久一先生とネクタイ
  (5)仲村先生との出会いから
  (6)筑前さんのこだわり―東北のソーシャルワーカー
 4、地
  (1)故郷の喪失―流れる河は、もとの水にあらず(方丈記より)
  (2)もうひとつの故郷
  (3)「ちむぐりさ」の心で
  (4)旅先で墓を見て歩くのが好き
  (5)古書店めぐり
 5、時
  (1)学生セツルメントの思い出
  (2)ボランティアの精神 ―欧米に学ぶ
  (3)国際社会福祉協議会の思い出 ―副会長退任に際して
 6、天
  (1)孤独な魂
  (2)孤独に向き合い、孤立を避ける
  (3)居塵出塵
  (4)墓参り
  (5)恵みの踏み跡

Ⅲ 阿部志郎先生を語る
 1、阿部志郎先生    佐藤千郎(衣笠病院チャプレン)
 2、我が師を語る    岸川洋治(横須賀基督教社会館館長)

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