保育の友(2022年10月号)
乳幼児の保護者は身近に相談できる人がいない割合が高く、保育園・保育者は園を利用する保護者のほか、地域の子育て家庭への支援に一層取り組むことが求められますが、保護者とのコミュニケーションに関する保育者の悩みはつきません。保護者との信頼関係の構築、保護者のかかえる問題への対応など、保護者支援のあり方について考えます。
倉石 哲也 武庫川女子大学 教授
総論Ⅱ 保護者との良好な関係構築のために、保育者が備えるべき専門性
橋本 真紀 関西学院大学 教授
事例1 信頼と将来を意識した保護者支援
草山 充 神奈川県・いまいずみ保育園
事例2 わが園での保護者支援~さて、今年はどうしよう?~
硯川 和歌子 熊本市・かっぱこどもえん
【連載】
エッセイ 子ども向けプラネタリウムの意義〈永田美絵〉
ひとつうえの保育をめざして⑥〈石井章仁〉
のびのび、いきいき、私の園⑱
30年後の世の中をどう生きるか~保育者と子どもたちの未来を考える~〈菊地加奈子〉
知っておきたい こどもと保護者のサポーター⑥~児童発達支援センター~〈吉田幸恵〉
最新・子どもの「こころとからだ」を育む発達支援論⑱園で話せない~場面(ばめん)緘黙(かんもく)の子ども~〈金原洋治〉
保育ジャーナル233~こども家庭庁の創設~〈砂上史子〉
他
創刊70周年。『保育の友』は、日々の保育実践に役立つ情報が満載の保育専門誌です。
― 毎日の保育が楽しくなる!保育実践に役立つ情報・ヒントが満載!
― 全国各地の特色ある指導計画は、多くの保育所・認定こども園等でご活用いただいています。
― 日々の業務に追われる毎日をお過ごしの保育者の皆さん、『保育の友』を通じて全国の仲間たちとつながりませんか?
【2023年度→→→注目の新連載】
▼ 変遷から読み解く保育所保育指針とこれからの保育実践
増田まゆみ先生と北野幸子先生が、保育所保育指針改定時の当時の議論や関係者の想い、エピソードをふりかえり、今後の保育で大切にしたいことを語ります。
▼ 作業療法士と考える すくすく発達あそび
作業療法士の視点から、子どもへの声かけや保育の手立てへ生かすための、からだの機能や感覚などの知識をもとに、発達のタイプ別にあそびや動きを紹介します。
≪このような方におすすめします≫
●新任保育者として、技術だけでなく、多くの保育実践を学びたい方
●ベテラン保育者として、全国津々浦々の保育実践を吸収し、自身の園の保育の質向上に努めたい方
●これからプロの保育者をめざそうとする学生で、今の保育実践を知りたい方
●現在、保育現場を離れているものの、今の保育の流れをおさえておきたいと思っている方
特集一覧
- 2023年6月号特集 こんなとき、あなたならどうしますか?~日常の保育での子どもの権利~
- 2023年5月号特集 ワンランクアップをめざす 絵本・紙芝居・素話
- 2023年4月号特集 デジタル社会を担う子どもの育ち
- 2023年3月号特集 スムーズに新年度を迎えるために
- 2023年2月号特集 人権としてとらえる乳幼児期の性教育~何をどう伝えるの?~
- 2023年1月号特集 子どもの権利と主体性を育む保育
- 2022年12月号特集 これからの園のあり方~改正児童福祉法・こども基本法・こども家庭庁を受けて~
- 2022年11月号特集 広がる“歌あそび”
- 2022年9月号特集 あらためて行事の意義を考える
- 2022年8月号特集 園と養成校との協働による専門職養成~実習指導を中心に~
- 2022年7月号特集 医療的ケア児と家族を支える
- 2022年6月号特集 保育者のこころとからだの健康
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