保育の友(2022年9月号)
これまで行ってきた園の行事がコロナ禍により中止や縮小などの変更を余儀なくされるなかで、その行事の意義をあらためて問うことになった園も多いのではないでしょうか。そこで、代表的な行事について、コロナ禍を通して見いだされた中核的な意義を明らかにするとともに、それによる実施形態の変更、変更による効果などを、読者と共に考えます。
天野 珠路 鶴見大学短期大学部 教授
報告 コロナ禍における行事に関する調査結果
事例1 コロナ禍で進化した行事
荻野 佳子 岡山県・社会福祉法人つくし福祉会 和井田保育園 園長
事例2 量より質を重視したことで気づいた行事の大切さ
有江 涼子 福岡市・社会福祉法人協和会 信和保育園 主任保育士
【連載】
エッセイ 見上げれば、そこは宇宙〈永田美絵〉
ひとつうえの保育をめざして⑤〈石井章仁〉
のびのび、いきいき、私の園⑰
保育現場でも増えている介護離職~誰もが直面するリスクがあることを知っていますか?~〈菊地加奈子〉
知っておきたい こどもと保護者のサポーター⑤~特別養子縁組~〈吉田幸恵〉
最新・子どもの「こころとからだ」を育む発達支援論⑰~指先の力が弱い子ども~〈笹田 哲〉
保育ジャーナル232~保育所等における子育て支援のあり方~〈金森三枝〉
他
創刊70周年。『保育の友』は、日々の保育実践に役立つ情報が満載の保育専門誌です。
― 毎日の保育が楽しくなる!保育実践に役立つ情報・ヒントが満載!
― 全国各地の特色ある指導計画は、多くの保育所・認定こども園等でご活用いただいています。
― 日々の業務に追われる毎日をお過ごしの保育者の皆さん、『保育の友』を通じて全国の仲間たちとつながりませんか?
【2023年度→→→注目の新連載】
▼ 変遷から読み解く保育所保育指針とこれからの保育実践
増田まゆみ先生と北野幸子先生が、保育所保育指針改定時の当時の議論や関係者の想い、エピソードをふりかえり、今後の保育で大切にしたいことを語ります。
▼ 作業療法士と考える すくすく発達あそび
作業療法士の視点から、子どもへの声かけや保育の手立てへ生かすための、からだの機能や感覚などの知識をもとに、発達のタイプ別にあそびや動きを紹介します。
≪このような方におすすめします≫
●新任保育者として、技術だけでなく、多くの保育実践を学びたい方
●ベテラン保育者として、全国津々浦々の保育実践を吸収し、自身の園の保育の質向上に努めたい方
●これからプロの保育者をめざそうとする学生で、今の保育実践を知りたい方
●現在、保育現場を離れているものの、今の保育の流れをおさえておきたいと思っている方
特集一覧
- 2023年6月号特集 こんなとき、あなたならどうしますか?~日常の保育での子どもの権利~
- 2023年5月号特集 ワンランクアップをめざす 絵本・紙芝居・素話
- 2023年4月号特集 デジタル社会を担う子どもの育ち
- 2023年3月号特集 スムーズに新年度を迎えるために
- 2023年2月号特集 人権としてとらえる乳幼児期の性教育~何をどう伝えるの?~
- 2023年1月号特集 子どもの権利と主体性を育む保育
- 2022年12月号特集 これからの園のあり方~改正児童福祉法・こども基本法・こども家庭庁を受けて~
- 2022年11月号特集 広がる“歌あそび”
- 2022年10月号特集 保護者との良好な関係構築に向けて
- 2022年8月号特集 園と養成校との協働による専門職養成~実習指導を中心に~
- 2022年7月号特集 医療的ケア児と家族を支える
- 2022年6月号特集 保育者のこころとからだの健康
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