保育の友(2022年7月号)
医療技術の進歩に伴い医療的ケア児が増加するなか、医療的ケア児とその家族が適切な支援を受けられるようにすることが重大な課題になっています。
そこで2021(令和3)年6月「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」が公布され、保育園等の設置者は、適切な支援を行う責務を有するものとされ、受け入れ体制の一層の整備が求められています。
医療的ケア児をめぐる現状と、地域全体での受け入れの取り組みや課題などをご紹介します。
厚生労働省子ども家庭局保育課
総論II 医療的ケア児が園に通えるために
秋山千枝子(あきやま子どもクリニック 院長)
事例1 医療的ケア児の受け入れとその家族に支えられて
瀬山さと子(神奈川県・社会福祉法人翔の会 うーたん保育園 園長)
事例2 医療的ケア児を受け入れるための行政の役割と課題
~神戸市・巡回看護師によるフォローや市による園・保護者へのサポート ~
井出絹代(神戸市こども家庭局幼保事業課 保健医療指導担当課長)
事例3 医療的ケア児の息子が過ごした園生活
大石 麻美(全国重症心身障害児(者)を守る会会員・ウ工スト症候群患者家族会会員)
創刊70周年。『保育の友』は、日々の保育実践に役立つ情報が満載の保育専門誌です。
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【2023年度→→→注目の新連載】
▼ 変遷から読み解く保育所保育指針とこれからの保育実践
増田まゆみ先生と北野幸子先生が、保育所保育指針改定時の当時の議論や関係者の想い、エピソードをふりかえり、今後の保育で大切にしたいことを語ります。
▼ 作業療法士と考える すくすく発達あそび
作業療法士の視点から、子どもへの声かけや保育の手立てへ生かすための、からだの機能や感覚などの知識をもとに、発達のタイプ別にあそびや動きを紹介します。
≪このような方におすすめします≫
●新任保育者として、技術だけでなく、多くの保育実践を学びたい方
●ベテラン保育者として、全国津々浦々の保育実践を吸収し、自身の園の保育の質向上に努めたい方
●これからプロの保育者をめざそうとする学生で、今の保育実践を知りたい方
●現在、保育現場を離れているものの、今の保育の流れをおさえておきたいと思っている方
特集一覧
- 2023年6月号特集 こんなとき、あなたならどうしますか?~日常の保育での子どもの権利~
- 2023年5月号特集 ワンランクアップをめざす 絵本・紙芝居・素話
- 2023年4月号特集 デジタル社会を担う子どもの育ち
- 2023年3月号特集 スムーズに新年度を迎えるために
- 2023年2月号特集 人権としてとらえる乳幼児期の性教育~何をどう伝えるの?~
- 2023年1月号特集 子どもの権利と主体性を育む保育
- 2022年12月号特集 これからの園のあり方~改正児童福祉法・こども基本法・こども家庭庁を受けて~
- 2022年11月号特集 広がる“歌あそび”
- 2022年10月号特集 保護者との良好な関係構築に向けて
- 2022年9月号特集 あらためて行事の意義を考える
- 2022年8月号特集 園と養成校との協働による専門職養成~実習指導を中心に~
- 2022年6月号特集 保育者のこころとからだの健康
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