保育環境のデザイン

―子どもの最善の利益のための環境構成

保育環境のデザイン

子どもの育ちを支える保育環境とは?

著者 定行 まり子 編著
ジャンル 児童福祉  > 保育  > 保育一般
職種・階層別区分  > 保育園、認定こども園
職種・階層別区分  > 経営者、管理者
出版年月日 2014/11/27
ISBN 9784793511356
判型・ページ数 B5・206ページ
定価 3,520円(税込)
在庫 在庫あり
本書は、2015年3月3日にこども環境学会の論文・著作賞を受賞しました。(http://www.children-env.org/活動案内/学会賞/)  保育所等の環境構成のあり方や建築に際しての留意点、最低基準の1人当たりの面積などの科学的論拠を示した「機能面に着目した保育所の環境・空間に係る研究事業報告書」(平成20年度・全国社会福祉協議会)や、『保育の友』の連載「環境構成を考えてみよう」などをもとに、数多くの写真や図面を使いながら解説しました。  保育所等で日々生活している一人ひとりの子どもの立場に立って「食事」・「睡眠」・「あそび」といった行為に必要なスペースや環境設定を考え、保育所等の環境・空間の望ましいあり方について提案。併せて面積等の今後の保育室の物的環境整備における基礎的な資料を掲載しました。  さらに保育所等の環境・空間デザインを「生活のためのデザイン」「あそびのためのデザイン」「運営管理のためのデザイン」の3つに分類し、それぞれが果たすべき保育の機能を具体化するための参考となるデザインも多くのフルカラー写真で紹介しました。 今後保育所を建築・改修する際に是非ご一読いただきたい一冊です。
第1章 保育所等の基準を考える
 1.児童福祉施設最低基準の設立の経緯と現在
 2.ベースとなった調査研究の概要
 3.食寝空間の計測に基づく最低基準
 4.諸外国の基準から

第2章 保育に必要なスペースを考える
 1.生活とあそびの動作空間からみた保育室の単位空間
 2.乳児等の保育のために必要な単位空間
 3.幼児の保育のために必要な単位空間
 4.あそびのための空間

第3章 環境から考える保育のデザイン
 1.生活のためのデザイン
  ①登園・降園のための環境・空間
  ②食事のための環境・空間
  ③睡眠・休息のための環境・空間
  ④排泄のための環境・空間
  ⑤障害のある子どものための環境・空間
 2.あそびのためのデザイン
  ①屋内あそびのための環境・空間
  ②屋外あそびのための環境・空間
 3.運営管理のためのデザイン
  ①保育所等運営のための環境・空間
  ②保護者支援のための環境・空間
  ③地域の中で果たすべき機能のための環境・空間

第4章 保育所の現状を把握する
 1.基礎項目
 2.保育所の建物の概要
 3.保育に関わる施設計画
 4.屋内環境のセッティング
 5.屋外環境のセッティング
 6.環境・衛生設備について
 7.安全管理について・バリアフリーについて
 8.保護者支援・地域子育て支援について

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3,520円(税込)

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